義気について

昨日は札幌時計台ホールで行われた

第15回・鈴木邦男シンポジウム「日本の分」について考える。

に参加して来ました。

 

今回のテーマは「新選組と現代」

はい!私の大好きな幕末、新選組!!

 

ちなみに大河ドラマ新選組!」は毎週ワクワクして

テレビにかじりついてました(´∀`)

放映されて、もう11年前になるそうです。

ビックリ!

今でも色褪せない面白いドラマです。

隊士ひとりひとりの個性が生きた三谷幸喜さんの脚本は最高に面白かった!

 

さて、今回のシンポジウム。

今年没後100年の新選組二番隊隊長永倉新八(改め杉村義衛)の

ひ孫である杉村和紀さんをゲストに、

新選組を通して現代の日本を見つめなおすというものでした。

 

局長の近藤勇、副局長の土方歳三は元々農民。

新選組は武士ではない人たちが武士になった集団です。

その中で永倉新八は元々松前藩の武士で神道無念流、免許皆伝の腕前。

そんな男が何故、新選組に入隊したのか?

 

杉村さんは

近藤勇の義気と永倉の想いが重なったからではないか?」

と解析していらっしゃいました。

 

「義」とは何でしょうか?

 

各々が各々の正義、義を持って生き、国のために戦った時代。

でも、今は武力の時代ではありません。

 

歴史は後からの人々が作るものです。

視点が変わることで悪人が善人に、善人が悪人になってしまいます。

歴史をどう見るか、歴史がどう変わっていくのか

ふくよかな眼差しを持つことが大事な時代だと思いました。

 

ちなみに、プレゼンターの鈴木邦男さん。

元は右翼団体一水会の会長だった人だそうです。

現在は左右を超越し、双方の立場を楽しんでいるように見えました。