合唱 その2

そういえば。

子供の頃、合唱と言えばアルトのパートを歌ってました。

アルトしか歌ってないかも。。。

 

アルトって「お姉ちゃんパート」だと思うのは私だけかな?

 

ヒロインのソプラノを陰て支えるしっかりもの。

地味で物静か。

縁の下の力持ち。

弟や妹の面倒をみていたら、いつの間にか行かず後家。

 

「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われて来た人は、多分アルトが多いはず。

 

アルトってなんか哀愁があって好きなんですよね。

カラオケでチャゲアス歌うときは、もちろんチャゲです。

 

合唱

昨日、友人が出演する札幌混声合唱団の演奏会に行ってきました。

中島公園の中にあるkitaraという音楽ホール。

広くて緑の多い気持ちのいい公園の中を散策しながら音楽ホールへ。優雅な時空間へ誘われたような清々しい気持ち。

 

きちんとした音楽ホールで合唱を聴くのって初めてだったかも知れません。

想像以上に良かったんです。

ひとの声が幾重にも重なる美しさ。この一瞬にかけた団員さんたちの想いも重なって、清らかな気持ちになると同時に魂を揺さぶられウルッときました。

 

谷川俊太郎の「夜のミッキー・マウス」という詩を合唱曲にしたものがあったのですが、これがまた良くて。

 

時間は永遠の娘

喜びは哀しみの息子

 

という歌詞が印象的でした。

なんだろう、この切なさ。

 

 

北海道の夏、満喫中です。

義気について

昨日は札幌時計台ホールで行われた

第15回・鈴木邦男シンポジウム「日本の分」について考える。

に参加して来ました。

 

今回のテーマは「新選組と現代」

はい!私の大好きな幕末、新選組!!

 

ちなみに大河ドラマ新選組!」は毎週ワクワクして

テレビにかじりついてました(´∀`)

放映されて、もう11年前になるそうです。

ビックリ!

今でも色褪せない面白いドラマです。

隊士ひとりひとりの個性が生きた三谷幸喜さんの脚本は最高に面白かった!

 

さて、今回のシンポジウム。

今年没後100年の新選組二番隊隊長永倉新八(改め杉村義衛)の

ひ孫である杉村和紀さんをゲストに、

新選組を通して現代の日本を見つめなおすというものでした。

 

局長の近藤勇、副局長の土方歳三は元々農民。

新選組は武士ではない人たちが武士になった集団です。

その中で永倉新八は元々松前藩の武士で神道無念流、免許皆伝の腕前。

そんな男が何故、新選組に入隊したのか?

 

杉村さんは

近藤勇の義気と永倉の想いが重なったからではないか?」

と解析していらっしゃいました。

 

「義」とは何でしょうか?

 

各々が各々の正義、義を持って生き、国のために戦った時代。

でも、今は武力の時代ではありません。

 

歴史は後からの人々が作るものです。

視点が変わることで悪人が善人に、善人が悪人になってしまいます。

歴史をどう見るか、歴史がどう変わっていくのか

ふくよかな眼差しを持つことが大事な時代だと思いました。

 

ちなみに、プレゼンターの鈴木邦男さん。

元は右翼団体一水会の会長だった人だそうです。

現在は左右を超越し、双方の立場を楽しんでいるように見えました。

時間

6月に突入!

2015年も半分が過ぎようとしています。

 

早いなあ~

ここ何年も時間の経過が早くなっている気がしてならないんだよなぁ。

子供は新鮮な経験があるから時間を長く感じる。

大人になると、脳がその情報に慣れてしまい処理速度が速くなって

毎日があっという間に感じてしまうって説もありますね。

 

時間ってのは人間の脳が作り出した概念であって、

本当はいま、いま、いま。

今しかないんですよね。

 

私の好きな東京事変の「閃光少女」って曲の歌詞がね、いいんです。

「今日現在(いま)が最高なら万事快調よ

 明日には全く覚えて居なくたっていいの

 昨日の予想が感度を奪うわ

 先回りしないで」

 

椎名林檎の紡ぐ歌詞は悟ってるんだよね。(←上から)

そして、林檎さんだけだとちょっとアクが強いところを(←更に上から)

事変という5人のバンドになると、楽曲も歌詞も洗練されて

すっごく格好良くなるんだよなぁ。

チームプレイの力ってすごい!

解散しちゃったけど、バージョンアップして復活してくれるはず。

 

一瞬一瞬、切り取られた自分の認識画面。

結局、人生なんて自分を主役にしたドラマだからさ、

脚本もキャスティングも自分でやっちゃってるワケだよね。

サスペンスにするも、ラブコメにするも、感動ドラマにするも自分次第。

五感をフルに使って人生楽しめちゃうのは人間だけの特権だから。

 

そして、どうやら私は

傍から見たらちょっとヘンテコでも、面白おかしく時々泣ける、

そんなドラマを創りたいみたいです。